Product Huntで今話題のアプリ「Bumble」 Tinderとの違いは?
今回は、Product Huntで昨日3位にランクインしていたBumbleというアプリについて紹介する。
その前に、一応Product Huntの説明から…
Product Huntは今注目のサービスがわかる
Product Huntとは簡単にいうと、海外で注目のサービスがユーザーの投票によりランキングされているという今注文を集めているサイトのことである。
選ばれたユーザーが気になるサービスを投稿し、その投稿に対してコメントや投票が行われる。そうして注目を集めたサービスが、ランキングの上位に表示されるといった仕組みだ。
では、Product Huntで昨日のランキング3位になっていたBumbleとは、一体どんなアプリなのだろうか。
Bumbleは興味がある人を探し出会える
Bumbleは11月19日に正式にローンチされた新しいアプリだ。
まず、Facebookを使ってログインする。
すると、Facebookのプロフィール画像がそのまま自動的にBumbleのプロフィール画像として登録される。
このアプリではユーザーの位置情報を認識しすることで、自分の設定と位置情報に従って異性のBumbleユーザーを表示する。
表示された異性の写真を見ながら興味があるか否かを選ぶ。この選び方はとてもシンプルで、興味がある時は画像を右にスワイプ、興味がない場合は左にスワイプする。
この時、画像をタップすると、その人の詳しいプロフィール(他の写真、年齢、位置情報など)をみることができる。
右にスワイプした異性、つまり興味がある異性も自分に興味があると分類していれば、マッチング成功となり、相手とメッセージのやり取りが可能になる。
ちなみに、表示する異性の年齢などは自分の好きなように設定できる。
TinderとBumbleは何が違う?
ここまで見てきて、『このアプリ、Tinder にそっくり!』と感じた人も多いのではないだろうか。
Tinderはアメリカ発のアプリで、異性の画像を左右にスワイプする、というシンプルな操作性で話題になった。「出会い系」を感じさせない見た目や操作性が人気の理由である。
TinderとBumbleは基本的には同じ仕組みだ。
違う点は、Bumbleはマッチングが成功しても24時間以内に女性の方からチャットがなければ、そのマッチングは無効になる、ということだ。さらに面白いのが、男性は1日に1つのマッチングだけ24時間延長できる、という仕組みである。
つまり、出来るだけ多くの異性と出会えるのがTinderで、(女性は)選りすぐりの異性と出会えるのがBumbleということになる。
実はこのBumbleは、Tinderの元協同創業者であるWhitney Wolf、元COOのChris Gulczynski、デザイン部門の元副代表のSarah Mickによって作られた。さらにWhitney Wolfは セクハラと職場差別で会社を訴えたことも話題を呼んでいる。
その点でも、BumbleとTinderはとても関わりの大きいアプリなのだ。Bumbleの「レディーファースト」という基本方針がユーザーにどう評価されるのかがポイントになるだろう。
また、 “Tinder を使って実際に会うところまでいくユーザーはわずか1%しかない” という問題をBumbleはどう解決していくのか、も期待である。
BumbleとTinderどちらの方が人気になるのか、2つのアプリの今後が楽しみだ。