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アイドル応援アプリ『CHEERZ』

アイドルの醍醐味は、ファンである自分が好きな人を応援することで、そのアイドルの人気があがること。近年「推しメン」という言葉が使われるようになったのがその証拠だろう。

しかし、まだメディアにでてきていないアイドルも数多くいる。

今回紹介する『CHEERZ』は、このような次世代アイドルを発見して、見て、応援できるアプリだ。

 

CHEERZの使い方

CHEERZでは現在200人以上のアイドルが参加している。彼女たちが、一言コメントを添えた写真を投稿すると、フィード画面に随時更新される。ユニットではなく個人単位での投稿で、アイドル本人がスマホで撮影したスナップや自撮りなど、様々な写真を見ることができる。

 

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気になったアイドルやお気に入りのアイドルがいたら “「♡CHEER」する ” を押す。

 

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CHEER数順にアイドルのランキングが決定する。

ランキングはデイリー、マンスリーで表示。

また、そのアイドルをCHEERした回数に応じたユーザーのランキング「ファンランキング」も同時に表示される

 

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ランキング上位のアイドルはアプリ内でピックアップされる他、外部媒体でも紹介されるため、自分の応援次第でお気に入りのアイドルが人気になる可能性もあるということだ。

CHEERできる回数には上限があり、一定時間経つと再びCHEER可能になる。この他、課金によるポイントでCHEER可能回数を増やすことができる。課金で得たCHEERを受けたアイドルはその収益の一部を得られる。

 

CHEERZの人気

CHEERZはFoggにより今月3日にリリースされたアプリだが、リリースから僅か3日でCHEER数は100万越え、2週間で600万を突破した。

 

今までアイドルの応援といえば、ライブに行く、CDを買う、が一般的だったこのアプリでは、自分のCHEERがアイドルのランキングに反映されているのが分かりやすく、アイドルを応援している、という実感がわきやすい

『CHEERZ』が人気の理由はこのようにアイドルとの距離が近いためだと考えられる。また、次世代の人気アイドルを自分で見つけられる、ということも理由の1つだろう。

 

アイドルとの距離が近い、ということでこれと似たアプリが、DeNAの『SHOWROOM』や韓国のGimme Corporationによる『gimme the playground』だ。

SHOWROOMではアイドルやタレントの番組を生放送で無料視聴し、配信者とチャットすることで一緒に番組を盛り上げることができる。また、視聴者参加型のイベントも多く開催されている。その中でも注目したいのが、本日22日から始まった、音楽コミュニティアプリ「nana」を提供するnana musicと共同のイベント、新春nana紅白歌合戦 in SHOWROOMだ。このイベントでは、事前にエントリーをした参加者たちが12/22~1/12で音楽に関連するパフォーマンスを配信し、獲得ポイントを競う。

gimme the playground は株式会社アクロディアの連結子会社Gimme Corporationによるもの。タレントと一緒に同じオンラインゲームに参加したり、メッセージのやり取りをすることができる。現在135カ国にサービスを提供していて、今後も大物韓流スター事務所との協議を重ね、来年の春までに300名以上のタレントの参加を目標としている。

 

このような、特定のコミュニティの中でタレントと直接コミュニケーションをとり、ファンとタレントが繋がる、という新しいファンコミュニティ育成の傾向は今後流行っていくだろう。

CHEERZの今後

2月末〜3月頃に「月刊CHEERZ」が全国書店、コンビニエンスストアAmazon等で発売されることが決定している。

「月刊CHEERZ」では、マンスリーランキングで上位に入ったアイドル達の取り下ろし写真の他、CHEERを多く集めた投稿を紹介する企画も掲載される予定。

 

「月刊CHEERZ」によって、ユーザーの「応援している」という実感はより増し、さらにCHEERZ人気は伸びることが期待される。

手軽に次世代アイドルを発見し応援できる『CHEERZ』の今後が楽しみだ。