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プログラマー不足は解消できるのか

 

今、IT業界では深刻なプログラマー不足であることはご存知の方も多いと思います。

 

これをうけて、海外では多くの国がプログラマー育成に力を入れ始めています。イギリスでは今年9月から5〜16歳の全児童を対象としたプログラミング学習が義務化され、フィンランドも2016年に義務教育化を決定しました。世界ではこのように、幼少期からプログラミングを学ばせる流れが加速してきているようです。

 

皆さんはプログラミングをどうやって学びましたか?

大学の授業、スクールや講座に参加、学習書を読みあさって独学で、友達に教えてもらう、など様々な方法があるかと思います。

 

もっと手軽にプログラミングを学べたらプログラマー不足も少しは解消されるのではないでしょうか。

 

そこで今回は、「プログラミングを学べるアプリ」を紹介したいと思います。

 


Code Hour App | Codecademy

 

プログラミングの基礎を学べるcodecademyのアプリです。

 

 

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使い方はとてもシンプル

 

①左のウインドウで指示を受けながら、真ん中のウインドウを書き換える。

②右上のウインドウに反映される。

 

簡単ですね。

ちなみにこのプログラムの場合、右上の実行結果画面にマウスを当てるとその部分が動くようになっています。

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Cにマウスを当てると・・・

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このように子供も楽しくプログラミングを学べるよう、配慮されているわけです。幼少期からプログラミングを学習させるには有効なアプリです。

 

では、日本のプログラミング教育サービスはどうなっているのでしょうか。

先日、THE BRIDGE に取り上げられた「Progate」を紹介します。

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このアプリは

①スライドによりプログラミング基礎知識を学習

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②左のエディタにコードを書いて実践

 

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③画面で表示を確認

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の3ステップで構成されています。

 

基本的な内容は先ほど紹介したCodecademyのものと同じですが、文字を打つとリアルタイムで結果がプレビューされるので、コードが何をしてくれるのか理解しやすい。また、スライド形式で進む点が書籍とよく似ているので、勉強しやすい。何より大きな点が日本語で説明されていることです。英語が苦手な人、まだ英語を習ってない子供、様々な層の人たちが手軽に使えるアプリなのです。

このアプリではHTML、CSS3、PHPなどの言語が学べます。



実はこの「Progate」、現役の東大生2人によって開発されました。まだまだ改善点はあるようですが、日本人にとっては今後重要なものとなるでしょう。彼らの今後の活躍にも期待ですね。



さて、今回は海外と日本のプログラミンング学習アプリについてでした。

いかがでしたでしょうか?

プログラミングをやってみたかったが何から始めれば良いか分からなかった人、難しくて途中で諦めてしまった人、今回紹介したアプリを参考にしてもらえると嬉しいです。

 
海外のプログラミング学習アプリ『Codecademy』

日本のプログラミング学習アプリ『Progate』